2008年11月07日

2008 05.紀の川・岩出・海南・紀美野

中野BCが新酒の初搾り

0811072.jpg

新酒の出来を確かめる社員

海南市藤白にある県内最大手の酒造メーカー中野BC(株)(中野幸生代表取締役社長)で6日、ことしの新米で仕込んだ新酒の初搾りが行われた。
ことしは初めて兵庫産キヌヒカリ4・6トンを使用。先月18日に仕込んで約20日間発酵させた。昨年に比べて平均気温が低かったため、安定して管理できたという。全体の生産量は約100万リットルで、一升瓶に換算して約55万本分。うち約5500本分以上を冬季限定の本醸造酒 「長久 初しぼり原酒」 として販売する。蔵のタンクには搾られたばかりの山吹色の新酒が流れ込み、あたりに甘い香りが立ちこめていた。
杜氏の中野幸治さん(33)は 「のどごしが良い、すっきりとした酒に仕上がりました。ロックで氷を浮かべて飲むのがおすすめです」 と話している。 「初しぼり原酒」 は720ミリリットル入り1019円(税込み)、1・8リットル入り2140円(同)。14日から県内を中心に、京阪神の百貨店や酒販店の店頭に並ぶ。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif