2008年11月18日

2008 00.社会

そろばん「県一」吉田さん 30日全国大会で入賞目指す

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そろばんの大きさに合わせてかばんを買うという吉田さん

先月開かれた平成20年度全日本通信珠算競技大会県支部北部大会兼県珠算選手権大会で、 「そろばん和歌山県一」 に輝いた和歌山市田尻の吉田万葵子さん (28) が、 30日に大阪で開かれる 「第57回全国計算競技大会」 に挑戦する。 吉田さんはこれまで日珠連の珠算、 暗算と全珠連の珠算、 暗算の最高位となる10段を取得、 県内で唯一四冠を達成しているそろばんの覇者。 現在、 記録更新に向けた猛練習に取り組んでいる。

乗算 (掛け算) 問題など7種の合計点で競う大会で、 前回の第56回大会の成績は、 1050点満点中1000点、 残念ながら入賞には至らなかった。
ことしは入賞と自己記録更新を目指す。 これまで苦手だった掛け算の部門は数年前からの猛特訓で克服。 四冠取得後も、 スピードと正答率を上げるために両手を駆使してそろばんをはじくなど独自の計算法を研究している。
いつもマイそろばんをかばんに忍ばせて、 ほぼ毎日触れているという吉田さん。 小学1年からそろばんを始めて21年目。 来年の8月8日には全国のトップが集まる全日本珠算選手権大会が開かれ、 同大会上位進出が大きな目標だ。
将来は 「自分のそろばん塾を開きたい」 という。 吉田さんが通う和田そろばん塾では、 指導者の和田好晴さんとともに子どもたちを指導するなどしている。
吉田さんは 「まだまだ現役。 そろばんをするのも、 教えるのも、 成果が上がって喜んでいる子どもたちを見るのも大好き。 これからもそろばんの普及に努めていきたい」 と笑顔で話していた。





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