還暦野球チーム「クラシックス」発足

海南海草地方にこのほど、60歳以上でつくる還暦軟式野球チーム「Classics(クラシックス)」(中南敏孝代表)が発足した。16人のメンバーはいずれも元野球少年で、「もう1度野球を楽しもう」と新たな夢に向かって集結した。同様のチームは田辺と串本にもあり、県内で3チーム目となる。

中南代表が音頭を取って発足。67歳までの選手全員が若いころに野球を経験しており、うち5人は甲子園への出場経験もある。阪神タイガースの元ピッチャー、紀美野町在住の椎木孝彰さん(63)も強力なメンバーの1人だ。チーム名の 「クラシックス」 は はやりすたりのない伝統的なもの といった意味で、いくつかの候補から大多数のメンバーの賛成で決定した。
活動は来年3月から始める予定。海南市民運動場で週1回の練習に取り組み、秋に開かれる全日本還暦軟式野球連盟の全国大会、近畿大会への出場を目指す。
中南代表は 「勝ち負けよりも野球を楽しむことが目標です。メンバーは30人まで登録できるので、興味がある人はぜひ一緒にやりましょう」 と呼びかけている。チームへの問い合わせは中南代表(090・8448・9755)へ。
メンバーは次の皆さん。
代表=中南敏孝(60)▽監督=藤田孝(64)▽コーチ=東浦明(65)▽主将=小早川通男(61)▽選手=西俊太(67)、今出俊男(64)、椎木孝彰(63)、石川宏通(62)、今出博郎(61)、橋本憲三(61)、前神喬(61)、栗生茂信(60)、三好紀行(60)、玉置広次(60)、吉田賢治(60)、井中家康文(60)▽マネジャー=森田千珠