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幹部職員200人に向けて訓示を述べる大橋市長 |
県内の官公庁や主だった民間企業は4日、 新年の行事である仕事始め式を行った。 自治体の首長や社長は厳しい経済状況が続く中、 「リスクを張って挑戦しよう」 「輝き元年へ市民と協力を」 などと力強く訓示、 幹部職員や社員らがとら年のスタートにあたり心を新たにした。
和歌山市 集まった幹部職員200人に対して、 大橋建一市長が仕事始めの訓示。 美園町の再開発や直川用地など新たな事業が芽吹く年になるとし、 「ことしは 『輝き元年』 にしたい。 市の輝きを増すために市民と協力することが大事だ。 新しい気持ちで仕事に取り組んでもらいたい」。 また、 職員3000人体制に向けて、 「最小の経費で最大の効果を出してほしい。 そうすることで、 職員の自信が向上し、 市民の信頼も得ることができると思う」 と話した。
県警本部 県警本部各部の警部以上相当職の職員約150人が県民文化会館に集まり、 治安再生への意識を新たにした。
永松健次本部長は 「県内の刑法犯認知件数は、 昨年3月末まで前年比10%増だったのが、 8年連続で減少を達成できた」 とし、 「国民の規範意識の低下や情報化など社会経済が変化する中、 検挙や取り締まりなど職員それぞれが目標を持って県民の安全を確かなものにしてほしい」 と訓示した。
(株)紀陽銀行 和歌山市の本店で片山博臣頭取が年頭あいさつ。 「 『取引して良かった』、 『誠意を持って知恵を出し汗をかいてくれる銀行』 との声をお客様から一つでも多く聞けることを期待する」 と述べた。 あいさつは、 全支店に通知された。
県庁 県民文化会館に幹部職員ら約500人が集まって仕事始め式。 仁坂吉伸知事は県内の経済対策や新型インフルエンザ拡大防止など多くの課題に対し、 「さまざまな領域で素晴らしい仕事やあっと驚くような政策も出ている」 と職員の頑張りに敬意を表したあと、 「ことしも一人ひとりがリスクを張って県民のために何をすべきかを常に考え、 勇気を持って挑戦していこう」 と激励した。
これに対し職員を代表して医務課の杉本吉美さん (41) が 「初心を忘れず、 未来の子どもたちが誇りに思える 『未来に羽ばたく元気な和歌山』 の実現に向けて誠心誠意努力することを誓います」 と決意表明した。
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