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説明の順番を待つ学生 |
来年3月に卒業予定の大学・大学院生を対象にした企業合同説明会 「U―Road新春フォーラム」 が4日、 和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開かれた。 3回目の開催で昨年の約520人を大きく上回る約750人が来場、 過去最多となり、 各ブースで県内の企業が行う自社説明を熱心に聞き入っていた。
主催の(株)和歌山リードによると、 景気悪化の影響を受けていることしの傾向として、 学生の中でも安定志向が強く、 大手企業を中心に就職活動を始めている学生が多いという。
学生の参加者の増加に対し、 企業の参加数は昨年の26社から今年は21社に減少。 企業の中には 「自分で考え、 行動できる人材がほしい」 と人材獲得に積極的な姿勢を示しているが、 大幅な増員には踏み切っていないのが現状だという。
県内をはじめ近畿地方で就職したいという帝塚山大学3回生の女子学生 (21) は、 「食べることが好きなので、 食品関係に就きたい」 と希望しているが、 「やりたい仕事ならどこでも...」 と現実には厳しそう。 今後も買い手市場の展開が続いていきそうだ。
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