2010年01月09日

02.政治・経済

関西広域連合、県内発足へ基本合意

関西を中心に府県の枠組みを超えて広域行政に取り組む関西広域連合 (仮称) の設立準備部会 (関係府県知事会議) が8日、 大阪市の府立国際会議場で開かれ、 和歌山、 大阪、 京都、 滋賀、 兵庫、 鳥取、 徳島の2府5県が年内に足並みをそろえて設立に関する議案を各府県議会に提出ことで基本合意した。 三重、 福井はオブザーバー参加。 奈良は態度を保留している。

設立されれば、 複数の都道府県で構成する広域連合は全国初。 和歌山など2府5県は2月議会の広域連合関係の特別委員会に規約案のたたき台を示して説明。 各議会の審議状況を踏まえながら年内の適切な時期に足並みをそろえて設立に関する議案を提出するとしている。

設立当初は府県にまたがる防災や観光・文化振興、 産業振興、 医療連携、 環境保全、 資格試験・免許、 職員研修の7分野の事務を担当。 3年後をメドに業務を拡張し関西3空港や国道・河川の一元管理にも取り組む。

広域連合長は知事から投票で互選。 連合議会は府県議20人 (人口により大阪5、 兵庫4、 京都3、 他は各2) で構成する。 設立時期は未定だが、 手続が順調に進めば各府県議会で5~7月に関連議案が承認され、 総務省の許可を得て今秋にも発足する見通し。





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