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合併後初の交歓会であいさつする大西会長 |
紀の川市商工会(大西洋太郎会長)は9日、同市の粉河ふるさとセンターで合併後初めての新春交歓会を開き、中小企業経営者ら約200人が地方経済の景気浮上を誓い合った。大西会長は式で「厳しい時代の中で政権交代が起こった。しかし、いつまでも景気が悪いと『あかん、あかん』と言っても仕方のないこと。会員の皆様には、社会の情勢を考え、変化に対応するようにしてほしい」と話した。
4年前に旧那賀郡の5町が合併し「紀の川市」が誕生したことを受け、昨年7月、貴志川、桃山、打田、粉河の4商工会が合併。1170事業所が加入する県内大規模の商工会が誕生している。
来賓の中村愼司市長は「市内の地域間で助け合って盛り上げていくことが大切です。商工会の皆さんを中心に、JA紀の里さんととも協力して、本市の基幹産業である農業の発展などに力を尽くしていきたい。国、県の有意義な制度を活用して、ともに市の発展を目指したい」とあいさつした。
山田正彦県議会議員、同市議会の上野健議長、那賀振興局の中岡雅和局長が登壇し祝辞。全員で、同市の合併時に作った「紀の川市でヨッシャーいこら!」と紀の川締めのかけ声で手拍子。東田中神社獅子神楽会の獅子舞披露。前県商工会連合会で同市商工会副会長の岩﨑健男さんの音頭で乾杯した。
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