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申出書を手渡すオークワの一坪さん右(15日、県福祉保健総務課で) |
県内スーパー大手の(株)オークワ (福西拓也社長) は15日、 東南海・南海地震など大規模災害が発生した場合、 県との間で協定を結んでいる救援物資の無償提供ついて、 期間を5年間継続し、 限度額を1億円 (1回につき最高2000万円) とする申出書を県福祉保健総務課に提出した。
県との防災協定は、 オークワ災害緊急備蓄センターの取り組みで、 昭和54年に開始。 これまで5年ごとに期間が更新されていたが今回、 同社の創立50周年を契機に限度額が倍増された。
同社の一坪俊行・人事総務本部総務部マネージャーがこの日、 県福祉保健総務課を訪れ、 山東孝章課長に申出書を手渡した。 協定に基づき、 大災害時に県災害対策本部からの要請が出た場合、 同社が扱っている食料品・衣料品、 医薬品などの救助物資が無償で提供される。
一坪さんは 「県内にはオークワの店舗 (140店舗) が多数あり、 東南海・南海地震発生時は、 うちとしても危険な地域として認識している。 今後も地域と協力し防災に取り組んでいきたい」と述べると、山東課長は 「とてもありがたく心強い」 と感謝していた。
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