2010年01月15日

02.政治・経済

オークワの救援物資無償提供、限度額5年で1億円に倍増

㈱オークワ

申出書を手渡すオークワの一坪さん右(15日、県福祉保健総務課で)

県内スーパー大手の(株)オークワ (福西拓也社長) は15日、 東南海・南海地震など大規模災害が発生した場合、 県との間で協定を結んでいる救援物資の無償提供ついて、 期間を5年間継続し、 限度額を1億円 (1回につき最高2000万円) とする申出書を県福祉保健総務課に提出した。

県との防災協定は、 オークワ災害緊急備蓄センターの取り組みで、 昭和54年に開始。 これまで5年ごとに期間が更新されていたが今回、 同社の創立50周年を契機に限度額が倍増された。

同社の一坪俊行・人事総務本部総務部マネージャーがこの日、 県福祉保健総務課を訪れ、 山東孝章課長に申出書を手渡した。 協定に基づき、 大災害時に県災害対策本部からの要請が出た場合、 同社が扱っている食料品・衣料品、 医薬品などの救助物資が無償で提供される。

一坪さんは 「県内にはオークワの店舗 (140店舗) が多数あり、 東南海・南海地震発生時は、 うちとしても危険な地域として認識している。 今後も地域と協力し防災に取り組んでいきたい」と述べると、山東課長は 「とてもありがたく心強い」 と感謝していた。





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