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インフルエンザの県全体の定点あたり患者報告数は、ことしの第1週(4~10日)が前週(828人)より増加し886人となっていることが県の調べで分かった。年末に終息傾向を見せていたが、岩出市保健所管内などでは注意報レベル(100人)を超えており、年齢分布では20~40歳代の患者が増えているため、今後の動向に十分注意が必要としている。
県感染症情報センターによると、第1週の保健所別定点あたりの患者報告数は、和歌山市5.87▽海南5.33▽岩出13.00▽橋本6.17▽湯浅8.20▽御坊7.33▽田辺12.57▽新宮16.33▽串本12.00。
患者の年齢分布では、0~4歳32・7%、5~9歳22・6%で9歳までが半数以上を占めているが、20~29歳11.3%、30~39歳9.0%、40~49歳4.3%で20~40歳代の患者が増加傾向となっている。同センターは「例年、1月になってから季節性インフルエンザの患者が増える。今後も予防を心がけてほしい」としている。
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