2010年01月23日

00.社会

ソロプチミスト講演会で滝田栄さん語る

国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川

林会長から目録を受け取る滝田さん

国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川 (林まり子会長) は22日、 和歌山市のホテルアバローム紀の国で、 俳優の滝田栄さんを招いてチャリティー講演会を開いた。 講演後、 林会長が日本フォスタープラン協会の評議員でもある滝田さんに当日の収益金の目録を手渡した。 収益金は同協会の 「途上国の女の子に笑顔を キャンペーン」 を支援するために使われる。

同協会は、 子どもの権利への理解を促し途上国支援を行う国際NGO。 キャンペーンは主にインドの 「女子教育の支援」 と、 トーゴの 「ラジオ放送による女性への暴力をなくす呼びかけ」 を支援するプロジェクト。 過酷な環境の女児を応援するために広く寄付を募っている。

滝田さんは19年前、 当時吸っていた1カ月のたばこ代で途上国の子どもを一人育てられることを知り運動に参加。それ以来、アフリカやインド、フィリピンの子どもを支援し、3年前から同協会の評議員として活動している。

講演の中で、 インドのスラムに住む子どもたちが同協会の支援で教育を受け明るく育っていることを 「ほんの少しの水で麦を実らせる力がある」と例え、通信教育などで大学や大学院を卒業、 大きく育った子どもたちの 「地域のために働きたい」 との言葉を紹介した。

ソロプチミスト和歌山紀ノ川の川端美恵子広報委員長は 「世界各地に厳しい生活の中で頑張っている子どもがいることを、 講演会を通じて知ってもらいたい」 と話していた。





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