2010年02月12日

00.社会

小中一貫校設立実行委の設置を、伏虎校区の保護者が市教委へ要望

伏虎中学校区4校協議会

大江教育長に要望書を手渡す小島会長

和歌山市の本町、 城北、 雄湊の3小学校と伏虎中学校を統合し、 小中一貫校の新設を進める 「伏虎中学校区4校協議会」 は10日、 市教委の大江嘉幸教育長に、 伏虎小中学校設立実行委員会の設置などを求める要望書を提出した。 同会は4校の保護者で組織。 大江教育長は 「皆さんと一緒になってより良い教育環境がどうあるべきか考えていきたい」 と話した。

同協議会は昨年6月、 各校育友会から7~8人の委員がメンバーとなって設立。 1月には各育友会の役員会で小中一貫校新設に賛同する旨の決議案が採択された。

4校の児童生徒数はここ数年減少の一途をたどっている。 本町、 城北には各学年1クラスしかなく、 雄湊も6学年で8クラスしかない。 市教委は来週に出される 「市立学校適正規模適正配置調査検討委員会」 の答申を踏まえて方向性を定めるとしている。

要望書は、 平成22年度に予算措置を伴う公的な伏虎小中学校設立実行委員会 (仮称) の設立と、 その委員会に同協議会から数名の委員の選任を望むというもの。 伏虎中学校育友会の小島渉会長は 「今、 我々が立ち上がらなければ将来の教育環境がなくなると思い、 話し合ってきた。 子どもたちが笑顔で通学できる学校を作りたい」 と話し、 大江教育長は 「ここまで積み重ねてこられたことに感謝します。 お互いに協議を重ねたい」 と応じた。





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