2010年02月17日

02.政治・経済

一般会計は1347億円、和歌山市22年度当初予算

和歌山市平成22年度当初予算案

和歌山市は17日、 平成22年度の当初予算案を発表した。 一般会計は前年度比3・6%増の1347億582万円で3年連続のプラス予算。 特別会計と公営企業会計を合わせた総額は2744億3055万円と昨年とほぼ同額となった。 財源不足は50億5588万円発生し、 退職手当債と行政改革推進債、 財政調整基金繰入金で補てんした。 市は 「市民生活の安定」 「次世代育成支援」 「まちづくり基盤整備」 を柱に予算を組んだとしている。

【歳入】
市税収入は、 リーマンショックなどの影響で、 前年度比35億260万円減の565億865万円と過去最大の下げ幅。 子ども手当事業費などで地方交付税が同7億6500万円増の112億2600万円だった。
また、 市の積立金に当たる財政調整基金の繰入金は同622万円減の20億2008万円。 借金に当たる市債発行額は、 同20億3970万円増の187億5150万円。

【歳出】
人件費は、 団塊世代の退職がピークを越えたため前年度比10億9075万円減の283億8402万円。 扶助費は、 子ども手当分がそのまま加算されたため、 同61億395万円増の367億863万円。 義務的経費全体では同43億7935万円増の805億2539万円となった。 投資的経費は、 公共事業圧縮などで同6億9119万円減の139億1933万円となったが、 スカイタウンつつじヶ丘宅地造成事業の市債償還が28億4351万円と重荷となっている。





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