2010年02月19日

02.政治・経済

「別れても好きな人」、野田議員が元夫の鶴保議員を応援

野田聖子

鶴保参院議員の国政報告会で演説する野田さん

参院議員の鶴保庸介氏 (43) の元妻で衆院議員の野田聖子さん (49) が18日、 和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ・わかやま館で開かれた鶴保氏の国政報告会にゲストで参加。 夏の参院選に向けて 「別れても、 まだ大好き。 自民党の同志として、 ダメになった党をお互い協力して立て直したい」 とエールを送った。

野田さんは今月8日から白浜町を拠点に、 選挙区である岐阜の後援会会員と共に合宿。 その合間を縫って、 これまで公私ともに支えてくれた元夫への恩返しとして、 県内各地で開催している鶴保氏の国政報告会に参加している。

濃いグレーのストライプのスーツ姿で現れた野田さんは 「元妻の野田です。 押しかけ女房みたいで庸介さんは嫌がるかもしれませんが」 と会場を笑わせた後、 野党に転落した自民党について 「おきゅうを据えられて大やけどした。 党復活には元気な力が必要だが、 谷垣総裁はじめベテラン議員にはパンチ力がない」 などと批判。

その上で、 次期参院選について 「鶴保さんとの復縁はありませんが、 同じ政治家として良きパートナー。 参院選にはぜひ勝ってもらい、 鶴保さんはじめ若手議員の力を結集したい」 とし、 次期総裁選出馬表明も飛び出した。

会場には熱心な後援会員ら約250人が詰めかけた。 鶴保氏は和歌山の抱える道路や過疎問題を例に 「政治の目指すべき社会、 人のあり方が問われている。 経済的発展や効率性がすべてではない。 (民主党に) ハイそうですかと言っていてはダメ。 私たち和歌山に住む者の生活を守る努力、 敗者には復活できる世をつくるため頑張りたい」 と話した。

参院選和歌山選挙区には19日現在、 鶴保氏のほか、 民主新人の島久美子 (53)、 共産新人の吉田雅哉(34)、 幸福実現新人の西畑康子(36)の3氏が立候補を表明している。





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