2010年03月13日

02.政治・経済

国交相が車線化凍結解除難色

高速道路の4車線化凍結問題で前原誠司国土交通相が12日の閣議後の会見で、 阪和自動車道御坊~南紀田辺間の凍結解除に難色を示したことについて仁坂吉伸知事は同日、 「甚だ遺憾」 とコメントを出した。
前原国交相は4車線化を凍結している全国6区間について 「全部はなかなか難しい。 渋滞や事故を精査する」 と説明。 その上で早期整備が困難な区間として御坊~南紀田辺間を名指しし 「和歌山から御坊が2車線で混んでいるのは分かるが、 そこから先をやることの意味がまったく分からない」 などとした。
この日は凍結解除の財政措置を行うことができる 「道路整備事業財政特別措置法案」 が閣議決定されたが、 仁坂知事は 「御坊~南紀田辺間の4車線化の明るい兆しが見えたと思った矢先の発言であり、 甚だ遺憾」 とした。
御坊~南紀田辺間について仁坂知事は 「1日1万台を超える交通量や対面通行による衝突死亡事故など重大交通事故も発生している」 と指摘し、 早期整備が必要な区間と反論している。





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