2010年03月13日

00.社会

真由美さんの遺志継ぐ、両親が市民図書館に児童書1500冊

おざきまゆみ文庫

児童書を寄贈した尾﨑好昭さん中、 美根子さん左と故真由美さん

元テレビ和歌山のアナウンサーとして活躍し、 平成17年に亡くなった尾﨑真由美さんの両親・好昭さんと美根子さんが、 市民図書館に200万円分の児童書約1500冊を寄贈した。 同館は寄贈図書を 「おざきまゆみ文庫」 とし、 6月ごろから貸し出せるようにするという。 15日、 市役所で感謝状贈呈式が行われる。

同館によると、 真由美さんは、 昭和44年4月6日に生まれ、 有功小学校、 智弁和歌山中学校・高校と進学し、 甲南大学を卒業後、 テレビ和歌山に就職。 アナウンサーとしてキャリアを積み、 その後は読売テレビ制作会社(株)ブリッジ、 ABCテレビ制作会社(株)ABCリブラに勤務し、 テレビ製作に携わった。

一方、 故郷和歌山で地域の子どもに絵本を貸し出す 「子ども文庫」 を始めたいという夢を持っていたという。 すでに絵本の収集を開始していたようだ。 しかし、 平成17年2月16日、 35歳という若さで他界した。 両親は、 そんな真由美さんの遺志を継ぎ、 寄贈をを申し出たという。

本の選定は同館が行い、 納品終了後、 データ入力などを施し、 6月ごろに 「おざきまゆみ文庫」 として児童室内に並べるという。





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