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県は今春に県内高校を卒業しまだ就職先が決まっていない56人(うち女子42人)を、4月1日から臨時職員として採用する。高校生の厳しい就職状況を考慮し、「就職浪人」の防止を図るための県の緊急経済対策の取り組みの一環。県商工観光労働総務課によると、2月に県内の高校や特別支援学校に募集をかけたところ、学校長から61人の推薦があり、うち5人がこれまでに就職が決まった。
勤務地は県本庁など和歌山市内32人、那賀管内5人、海草管内1人など。書類・資料整理や文書の発送などの業務に従事しながら就職活動に取り組む。
雇用期間は原則6カ月間で1年間まで延長できる。
県は、若者の就職支援のために設置している「ジョブカフェわかやま」を活用して臨時職員の就職相談に応じたり、各種セミナーの開催などで就職活動を支援していく。
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