直川用地のヤマト運輸、起工式

ヤマト運輸(株)和歌山主管支店は8日、 和歌山市直川の企業誘致区画用地で同支店新築工事の地鎮祭と起工式を行った。 受注から配送業務までの一連の流れを一括して行えるようになる。 完成はことし10月の予定。

同社は、 市から同地の1区画 (敷地面積2万1416平方メートル) を購入。 和歌山北インターチェンジが隣接していることから、 同支店の新物流ターミナルを設置し、 物流の基地局とする。 倉庫以外にコールセンターを併設し受注代行や商品発送業務などをこなす。 24時間体制での荷物受付業務も行うという。 ターミナルの建築面積は6794平方メートル、 延床面積1万6669平方メートル。 設計・施工は前田建設工業(株)。

地鎮祭・起工式には、 同社や市などの関係者40人が出席。 同社の岡田真一関西支社長が 「いい立地で、 県内の皆さんに便利なサービスを展開するための大事な拠点になります。 無災害で完成することを願っています」 とあいさつし、 畠山貴晃副市長と前田建設工業(株)の小倉通関西支店長も祝辞を述べた。