2010年04月13日

00.社会

野崎公民館が55年のあゆみ発刊

 「野崎地区公民館五十五年のあゆみ」

本を持つ松島館長と編集委員のメンバー

和歌山市の野崎地区公民館 (松島冨紀子館長) はこのほど、 昭和29年の開館以来の歴史をまとめた 「野崎地区公民館五十五年のあゆみ」 (A4版・カラー・50ページ) を発刊した。 今後、 市内の各公民館や博物館などに330冊を配布予定。 5月13日には同市のホテルアバローム紀の国で発行祝賀会を開く。

冊子編集は、 同館で開かれていた 「文学に親しむ教室」 の中で、 松島館長の 「あゆみをまとめては」 の一言がきっかけで始まった。 昨年4月から、 松島館長ら5人の編集担当者が20回に及ぶ編集会議を開き、 公民館の歴史をひもといた。

同公民館は昭和29年、 主婦を対象とする社会教育の場として設置された。 現在のような講師を招いての教室スタイルができたのが同50年で、 剣道教室が最初だったという。

年を追うごとに書道や社交ダンス、 陶芸など教室数は増え、 現在は定期開催が10教室、 不定期開催が5教室になっている。

冊子には、 地区の歴史や現在開かれている教室案内のほか、 各教室で詠んだ俳句、 詩などの力作が掲載されている。 編集委員長の森幸子さん (68) は 「今回、 10教室で200人の生徒の写真撮影に苦労した。 特にカラオケ教室など音楽部門の写真表現が難しかった」 と話している。 問い合わせは、 和歌山市野崎連絡所 (073・455・1293)





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