2010年04月17日

00.社会

「お酒は20歳になってから」、酒造組合連がキャンペーン

宣言文を読み上げる干川君 - 「お酒は20歳になってから」、酒造組合連がキャンペーン

宣言文を読み上げる干川君

未成年者飲酒防止強調月間の一環で、県酒造組合連合会(山根平一会長)らは16日、和歌山市内の3中学校の生徒の協力を得て、JR和歌山駅で街頭キャンペーンを行い、プラカードを使うなど道行く人に未成年の飲酒防止をPRした。

同会には県内の酒類小売店1077店舗が所属。平成12年から同キャンぺーンをスタートし、ほぼ毎年行っている。

この日は同会や県警本部、和歌山東署、市立河北中学校、城東中、明和中から約80人が参加。山根会長は「これからの和歌山を背負う人にキャンペーンをしてもらうのは意義がある。飲んだら乗らないというメッセージを強く訴えてほしい」とあいさつし、生徒代表の明和中学校3年生の干川晃生君(14)が「僕たちは20歳になるまでお酒は絶対に飲みません」と宣言。「お酒は20歳になってから」と書かれたタスキをかけた参加者は、飲酒運転撲滅などを呼び掛けるティッシュやチラシを約2000セット配布した。

城東中学校3年の榎本絵梨奈さん(14)は「体に悪いし長生きしたいから、若いうちから酒を飲むのは駄目やと思う。頑張っていろんな人に分かってもらいたい」と話していた。

県警本部によると、県内の不良行為少年の補導状況で、飲酒による補導は平成20年中が56件、21年中は83件と増加傾向にあるという。





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