2010年04月25日

02.政治・経済

厳しいながらも持ち直しの動き、1―3月の県内経済情勢

財務省近畿財務局は21日、 1~3月期の県内経済情勢をまとめた。 総括として 「依然として厳しい状況にあるが、 持ち直しの動きがみられる」 としている。

報告によると、 個人消費では大型小売店販売額は衣料品など全般的に前年を下回り総じて弱い動きが続いているが、 乗用車の新車登録届出台数は前年比大幅増。 また、 企業の生産活動は鉄鋼、 機械で緩やかに持ち直している。

一方、 雇用情勢は、 有効求人倍率が低水準でおおむね横ばい、 従業員数判断BSIも 「過剰気味」 超と引き続き厳しい状況。 設備投資は、 21年度通期は製造業・非製造業ともに前年を大幅に下回ることから、 全産業でも前年を大幅に下回る見込み。

企業の経常利益は21年度通期は製造業・非製造業ともに減益で特に製造業で大幅に落ち込むことから、 全産業で極めて大幅な減益が見込まれる。 住宅建設は新設住宅着工戸数でみると、 引き続き前年度を大幅に下回っている。

公共事業は前払い金保証請負金額でみると年度累計で引き続き前年比大幅増。企業倒産は件数、負債額とも前年を下回っている。





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


02.政治・経済 - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif