2010年04月27日

02.政治・経済

被害総額は24億円、低温で県内の柿、梅

カキやウメなど3月27日の低温による県内各地の農作物被害について県は27日、被害総額は県全体で24億6725万円(確定)に上ったと発表した。

被害額の大きかったのはカキ12億6381万円(被害面積1586ヘクタール)、ウメ11億7695万円(2660ヘクタール)。市町村別では田辺市5億8808万円、みなべ町4億6345万円、橋本市4億1965万円、かつらぎ町4億1872万円など。

果樹のこずえや幼果の被害が主で収穫ができなくなったものがほとんど。このほか、紀北関係では和歌山市が1497万円(カキ)、海南市505万円(ビワ284万円・カキ221万円)、紀美野町7542万円(カキ6702万円・サンショウ840万円)、紀の川市2億1596万円(カキ2億1403万円など)。

県は低温による農作物被害について、農協が融資する生活安定のための融資資金に緊急低利融資対策として利子補給を行う。受け付け期間は5月10日から12月28日まで。

融資限度額200万円、基準金利2・95%に対し県の利子補給率は1・25%。償還期限は5年以内(うち据え置き期間2年以内)。ただし農協や市町村の上乗せ利子補給があった場合は低くなる。





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