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境内で行われた和歌祭保存会による「鉦おろし」 |
和歌祭の始まりを告げる 「鉦 (かね) おろし」 が1日、 和歌山市和歌浦西の紀州東照宮の境内であり、 和歌祭保存会のメンバー6人が、 境内の楼門前で 「カンカンカン」 などと小気味よい音を奏でた。
鉦おろしは、 毎年5月1日に実施。 鉦と太鼓を鳴らして、 地域に祭りの期間に入ったことを音で伝える。 昔は、 鉦おろしがあるまで祭りの音を鳴らすことは禁じられていたという。 ことしの同祭は16日に催される。
また、 「神輿 (みこし) おろし」 で使われるみこしが 「神輿舎」 から運び出され、 飾り付けが施された。
そのほか、 祭りの小道具や牛車なども倉庫から出され、 準備が本格化。 当日まで、 和歌浦地区が祭り一色に染まる。 同会の木村純生さん (50) は 「今日が鳴らし始め。 地区全体に祭りの雰囲気を伝えたいですね」 と話していた。
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