2010年05月08日

02.政治・経済

参院選へ元巨人軍の堀内氏が自民県連で会見

プロ野球前巨人監督、 堀内恒夫氏

参院選出馬への決意をあらためて表明する堀内氏(8日、自民党県連で)

今夏の参院選比例区で自民党から出馬予定のプロ野球前巨人監督、 堀内恒夫氏 (62) が8日、 自民現職で3選を目指す鶴保庸介氏 (43) の応援のため和歌山入り。 自民県連で記者会見を開いた堀内氏は 「スポーツ庁の設置に力を尽くしたい」 と抱負を語った。

堀内氏は甲府商から巨人入り。 剛速球と大きく落ちるカーブを武器にV9時代のエースとして活躍。 地名度は高く、 参院選では自民復活の目玉候補の一人でもあり、 この日が出馬決意後の地方遊説の第一歩となった。

会見には県連会長の二階俊博衆院議員らも出席。 堀内氏は 「スポーツは五輪でも1位がすべて。 2位はあり得ない。 そのためには選手を育てるしっかりした環境、 施設をつくらなければ」 と強調。 その上で 「スポーツ庁の設置にかかわるためには野球界以外には政界しかない」 と出馬を決めた理由を説明した。

和歌山との縁は 「選手時代に自主トレで椿・白浜温泉を訪れ、 友人も多い」。 自民党については 「父親が自民党党員でまったく違和感はない」 とし、 民主党には 「トップがぐらぐらしている。 もっとしっかりしたものを出さないと」 と苦言を呈した。

二階会長は 「野球界の往年の名投手の決意を大切にして、 県連も頑張っていきたい」 と話した。 鶴保陣営はこの日、 県民文化会館で決起集会を開催。 堀内氏も参加し必勝を誓い合った。





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