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(株)東京商工リサーチ和歌山支店 (村上信二支店長) は、 4月の県内倒産状況 (負債総額1000万円以上) を発表した。 件数は前月と同じ13件で前年同月比1件減となったが、 負債総額は104億7300万円 (前月比97億9800万円増、 前年同月比85億300万円増) と、 過去20年間では平成7年の245億1700万円に次いで2番目の額となった。
負債5億円以上の倒産は和歌山市に本社がある砕石業者1件。 1億円未満の倒産はサービス業が4件、 卸小売業が3件、 建設業が3件、 製造業が2件。 原因別では収益面と業績の低調が主な原因の倒産が12件、 他社倒産の余波が1件となっている。
同支店は 「県内では生産面は前年同月を上回り、 公共工事請負金額、 新車登録台数も前年同月を上回っている反面、 大型小売店販売額、 新設住宅着工戸数は前年同月を下回り、 需要面はまだまだ低調で推移している」 としている。
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