2010年05月14日

00.社会

建設業協会が和歌山市に電動自転車10台寄贈

和歌山市建設業協会

大橋市長と握手する木下会長右

和歌山市が夏ごろに開始する 「城まちeco観光推進事業」 で、 旅行者への貸し出し用自転車として利用してもらおうと、 市建設業協会 (木下匡史会長) は13日、 市に電動アシスト自転車10台を寄贈した。 同協会の寄贈は、 おととしのAED (自動体外式除細動器)、 昨年の防犯パトロールカーに続いて3年連続となった。

同事業は今年度の新規事業で、 国の緊急雇用創出事業臨時特別基金活用事業を活用し2479万円を当初予算に計上。 観光施設やホテルなどを通じて市内に訪れた観光客に自転車を貸し出す。

寄贈は、 同協会の社会貢献活動の一環。 市が同事業を開始するにあたり、 電動アシスト自転車 (1台約8万5000円) 10台の寄贈を申し出た。 1回のフル充電で約20キロ走行できるという。

寄贈式では、 大橋建一市長が 「市内は平坦な道が多く自転車の方が便利。 爽やかに走ることができるまちです。 10台も寄贈していただきありがたい。 目一杯活用したい」 と謝辞。 木下会長は 「市が進めている 『市民と地域によるまちづくり』 に協力できれば、 と思い寄贈させてもらいました」。 山本彰徳まちおこし部長は 「自転車で回れるコースを作成するなどしたい」 と話していた。

同事業では、 電動アシスト自転車30台、 放置自転車を再利用した普通自転車30台を貸し出し用に常備する。 委託業者は、 来週中に公募し、 夏ごろからホテルや旅館などで貸し出しを開始する予定だという。





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