2010年05月20日

03.スポーツ/062紀州レンジャーズ

子どもたちで公式戦運営を

NPO法人紀州レンジャーズ

会見でプロジェクト事業の説明を行う木村理事長左

県は青少年育成活動の一環としてNPO法人紀州レンジャーズ (木村竹志理事長) とタイアップし、 紀州レンジャーズの公式戦や国際交流、 地域イベントなどを子どもたち自身が知恵を出し合ってプロデュースする 「絆~キッズ育成プロジェクト」 を6月から実施する。 今年度のふるさと雇用再生特別基金を活用した採択事業 (新規雇用4人) で事業費は1500万円。

同プロジェクトは県内在住の小学4年生から中学2年生を対象に、 12班計120人を募集。 和歌山、 紀北、 紀中、 紀南の4ブロックに分け、 取り組むテーマを選び、 来年3月 (土日中心) まで合宿などを通してプロデュース活動を行う。

テーマは関西独立リーグの紀州レンジャーズの地元開催の公式戦や韓国・台湾野球チームとの国際交流、 和歌浦のウオータースイミング、 熊野古道イベントなど。 公式戦の運営では観客動員の方法や子どもたちが参加した入場口でのチケットもぎり活動や場内アナウンスなどのアイデアを話し合う。 参加無料だが、 合宿費 (8000~1万円程度) や保険料は必要。

各ブロックの第1回会合は和歌山が6月19日、 紀北が同20日、 紀中27日、 紀南26日。 申し込みは6月10日までで、 定員に満たない場合は年間を通して募集する。

木村理事長は 「大人が道筋をつけるのではなく、 子どもたちの自由な発想で運営する力を養って、 仲間づくりや自身に成長につなげてくれれば」 と話している。

申し込み、 問い合わせはNPO法人紀州レンジャーズ (TEL073・441・8900、 FAX073・460・7367) へ。





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