2010年06月02日

02.政治・経済

鳩山首相辞意、県内政界にも衝撃

鳩山由紀夫首相は2日、 民主党の衆参両院議員総会で沖縄・普天間や自身の 「政治のカネ」 の問題の責任をとり正式に辞意を表明した。 小沢一郎幹事長も辞任する意向。 昨年9月の政権交代後約8カ月半の短命内閣。 参院選を間近に控えた県内政界では 「辞任は当然」 「新たな体制の下で選挙を戦う」 と衝撃が広がった。

民主党県連・藤本眞利子幹事長 鳩山総理の決断を支持したい。 新たな内閣、 党執行部が設立されるであろうから、 新しい体制の下、 参院選必勝に向けて戦い抜きたい。

自民党県連・二階俊博会長 突然の辞意は無責任だが、 この状態ではやむを得ない。 国民の審判を受ける参院選は極めて重大な意味を持つ。 自民党としては全力を尽くし圧倒的な勝利を実現したい。

自民党県連・尾崎要二幹事長 看板をかけ替え、 トカゲの尻尾だけ切って問題にふたをしようとしている。 ごまかしで乗り切ろうとする民主党の体質についても厳しく責められなければならない。

公明党県本部・西博義代表 辞任は当然。普天間基地問題を決着できなかった責任は極重大。 政治とカネをめぐる問題についても結局、 真相を明らかにされなかった。 さらに度重なる公約違反によって自ら国民の信頼を失った結果である。

日本共産党県委員会・中下成人書記長 普天間問題で沖縄県民の思いを踏みにじったのをはじめ、国民の政治を変えてほしいという思いを裏切り続けた。辞任は当然。

社民党県連・野見山海代表 鳩山、 小沢両氏が民主党代表、 幹事長に就任した時点から政治とカネの問題がついて回り、 国民目線から見て政権交代の意味を半減させてしまった。 普天間問題の迷走は政権担当者として落第との烙印を押され辞任は当然。





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