2010年06月10日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

紀の川市が新しい人事評価制度導入へ

新しい人事評価制度の導入

例題を基に互いの感覚を確認する職員ら

紀の川市は職員のスキルアップや意識改革を目指して、 新しい人事評価制度の導入準備を進めている。 新制度では職員の 「自己評価」 を基本とし、 その内容を上司が確認。 職員に自分自身を客観視させることで個々の成長を促す。 このほど新制度についての職員研修が粉河ふるさとセンターで行われ、 係長など約120人が 「自己評価」 の基準などを確認した。

同様の制度は岸和田市役所が平成15年度から全国に先駆けて実施。 職員、 上司間で亀裂などが生まれないかと心配する声もあったが、 同市が実施したアンケートでは 「いい刺激になった」 「コミュニケーションが図れるようになった」 という意見が多かった。

紀の川市では現在試行期間で、 平成25年4月からの導入を目指す。 臨時職員などを除く全職員が対象で、 数年後には、 新制度による評価を給与にも反映させる。

研修を受けた女性職員は 「公務員も評価されるような制度は必要かもしれない。 しかし、 自己評価など難しそう」 との不安な声も。

総務部人事課の上山和彦課長は 「評価を数値化できる新制度導入により、 適材適所の配置や、 昇格人事などをより明確化できる」 と話している。





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