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和歌山労働局によると、 平成21年度に県内の総合労働相談コーナーなどに寄せられた相談件数は、 前年度比2・7%増の8690件。 このうち民事上の個別労働紛争に関する相談は、 前年度比21・3%増の1856件と急増した。
個別労働紛争の相談内容の内訳は、 いじめ・嫌がらせに関するものが26・8%で最も多く、 解雇に関するものが22%、 労働条件の引き下げに関するものが14・3%。
同局では 「普通解雇、 労働条件の引き下げ、 退職勧奨、 退職を促すためのいじめ、 嫌がらせ等が増加していることから、 依然、 県内では低迷する景気の影響が反映しているものと考えられる」 としている。
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