2010年06月21日

02.政治・経済

県内出生率、昭和50年以降最低

県はこのほど、 平成21年の県の出生数、 死亡数などの人口動態統計 (概数) を発表した。昭和50年以降減少を続け平成に入って増減を繰り返してきた出生数、出生率はともに最低となった。

出生数は前年比350人減の7516人で人口1000人に対する出生率は0・3減の7・5 (全国平均8・5)。 1人の女性が一生の間に子どもを生む数の指標となる合計特殊出生率は1・36で前年より0・05下回った。 出生数・率は全国40位。

死亡数は前年比56人増の1万1735人。人口1000人に対する死亡率は11・7 (全国11・7) で0・1上回った。 死因のトップはがんなどの悪性新生物、 以下心疾患、 肺炎の順。

出生と死亡の差である自然増加数はマイナス4219人で前年のマイナス3813人より406人減少。 自然増加率はマイナス4・2で0・4下回った。 死産数は191胎で前年比32胎減少。

婚姻は前年比194組減の4708組。 婚姻率は0・2減の4・7 (全国5・6)。 離婚は146組減の2028組。 離婚率は2・03 (全国2・01) で0・13下回った。

人口動態調査は出生・死亡・婚姻・離婚および資産の5種類について実態を把握し、人口などの基礎資料を得るために戸籍法などに基づいて作製された人口動態調査票を厚生労働省で集計している。





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