2010年06月23日

02.政治・経済

現新3氏立候補へ、参院選きょう公示

第22回参議院通常選挙

第22回参議院通常選挙は24日、 公示される。 「政治とカネ」 問題で退陣した鳩山政権に続く菅政権。 財源確保ための消費税アップなどが新たな争点として浮上しており、 民主党を基軸とした連立政権が政権交代後初の国政選挙で国民の審判を受ける。 和歌山選挙区 (改選1) では3人が出馬予定で、 立候補届け出の受け付けは県庁北別館で午前8時から午後5時。 投票は7月11日。

和歌山選挙区で立候補を予定しているのは、 自民現職で3選を目指す鶴保庸介氏 (43)、 民主党新人でNPO法人役員の島久美子氏 (54)、 共産党新人で党県常任委員の吉田雅哉氏 (34) の3人。

鶴保氏は堅い保守支持層をバックに、 地方をよみがえらせるための画期的な 「全国一律規制」 の撤廃を公約の中心に掲げ、 京奈和自動車道の早期開通、 紀南への高速道4車線化、 新しい農林水産業のビジネスモデル創出などを訴えている。

島氏は 「政治をもっと変える」 をキャッチフレーズに県初の女性の国会議員を目指す。 主な公約は格差のない希望ある暮らし、 誰もが安心し暮らせる社会、 産業を元気になどを掲げている。

吉田氏は後期高齢者医療制度の撤廃などの医療費無料化や消費税アップに反対し大企業への減税を元に戻すなどを公約に掲げ、 支持拡大を目指している。





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