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建設中の和大新駅 (仮称)内を初めて通過する電車(3日早朝) |
大阪府との府県境、 和歌山市中で建設中の南海電鉄・和大新駅 (仮称) で3日早朝、 下り線の新線への切り替えが行われ、 同社の社員や工事関係者らが見守る中、 営業用の一番電車が通過した。
新駅につなぐ新しい線路は南海本線の東側 (山側) に敷設し延長約1・2キロ。 上り下り2本の線路のうち、 和歌山市駅方面に走る下り線が完成したため車両の試走と点検を実施。この日午前6時前、 泉佐野駅発和歌山市駅行きの普通電車が建設中の駅舎内の新線を徐行運転し走り過ぎた。
プラットフォームには南海電鉄本社から安全運行の点検のため社員数人の姿。 一番電車の通過を見守った係員は 「大丈夫ですね。 最初は徐行運転ですが、 まだ乗客の乗り降りはありませんので、 これから制限時速85キロで通過していきます」 とにっこり。
上り線の切り替えは来年夏ごろの予定。 現場の工事関係者は 「平成24年春の新駅完成に向けて、 順調に進んでいます」と話していた。
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