2010年07月20日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

旧桃山小体育館に県内初の体操専用ピット

鉄棒を披露する高校生 - 旧桃山小体育館に県内初の体操専用ピット

鉄棒を披露する高校生

県体育協会などはこのほど、少子化で2年前に休校した紀の川市善田の旧桃山小学校体育館を改装して、体操専用ピットを完成させた。場内には、鉄棒、平均台、タンブルトラック、跳馬など数種類の競技に対応できる器具が設置され、それぞれの周りに10メートルの高さからの落下の衝撃も吸収するマットが敷かれている。県内初めての施設に選手らの技能向上、体操振興が期待されている。


これまで体操選手らは、県内にピット施設がなかったために、高度で危険な技を練習する際、大阪などに出向いていた。また、県内の体育館では、他競技と供用のため、体操器具をその都度片付けなければならず時間的にも不効率だったという。

18日には、県や市の関係者が集まり現地でオープニングセレモニーが行われた。同協会の世耕弘成会長は、集まった50人ほどの体操選手らに「県内初の体操専用ピットです。思いっきり楽しんでください」とあいさつ。ジュニア強化選手を代表して山本敬太郎、玉井翔子の両選手らが「和歌山国体に向け毎日一生懸命練習します」と述べた。そのほか県立和歌山北高出身で10月に世界体操選手権に出場する田中和仁、理恵の兄妹選手も出席した。





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