2010年07月29日

02.政治・経済

がん治療の仁坂知事、元気に職場復帰

仁坂吉伸知事

元気な姿で登庁した仁坂知事(29日朝、県庁で)

前立腺がん治療のため入院していた仁坂吉伸知事が29日朝、 県庁に元気な姿を見せ職務に復帰した。 術後の経過は良好で、 あと1週間程度は病院から県庁に通うことになるが 「全快したら、 全力を挙げて県政のために頑張りたい」 と顔をほころばせた。

仁坂知事は定期健康診断で進行性の極めて遅い前立腺がんであることが分かった。 職務遂行には支障はなかったが、 「充電も兼ねて休養したい」 として今月20日から日赤和歌山医療センターに入院、 21日に前立腺がん切除の手術を受けた。

会見に応じた仁坂知事は顔色も良く終始笑顔。 前立腺がんの手術について 「出血の量も少なく何も問題ないと言われた。 痛みはあまり感じなかった。 関係者の方に感謝したい」 と説明。 また 「早期発見、 早期治療が大きい。 健康診断は県民すべての人に受けてほしいと改めて思った」 と話した。

入院中は 「静養できてたくさん本も読んだ。 テレビでは高校野球県大会をたくさん見た。 みんな一生懸命やっている姿を見てじーんとくるものあった」 と感想。 知事はこの日午前中だけ執務し、 また病院へ。 「あす30日はスケジュールがつまっている。 1、 2週間程度はハードワークは難しいが、これからまた、 一生懸命県のために尽くしたい」とした。





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