2010年08月02日

03.スポーツ

県中学総体バレー、男子は明和、女子は紀伊が優勝

4連覇を達成した明和男子

4連覇を達成した明和男子

第62回県中学校総合体育大会バレーボール競技の部が、和歌山市土入の市民体育館を主会場に開かれ、明和男子が4連覇、公式大会7冠を達成した。 女子は紀伊が昭和58年以来27年ぶり2回目の優勝を飾った。 男女合わせて28チームがトーナメントで激突、男子決勝では明和のスパイク、ブロックがさえ貴志に快勝。 女子決勝は堅実なレシーブと力強いスパイクで紀伊が富田を破り、優勝旗を手にした。 近畿大会は5、6の両日、和歌山ビッグホエールで開催され、男女各上位2校が出場する。

〈男子決勝〉
明和2(25―15、25―11)0貴志

男子は明和、 貴志ともに2回戦からの出場。 準決勝までの2試合をいずれもセットカウント2―0のストレートで勝ち上がってきた両チームの対戦は、 序盤から貴志が積極的に攻め9―9と1歩も譲らぬ展開となった。 明和はここ1番のポイントで米澤裕が確実にスパイクを決め、 流れをつかむと司令塔のセッター山本を軸とするコンビバレーの本領を発揮、 南や和田のスパイクで得点を重ね25―15で第1セットを奪った。 ムードに乗る明和の勢いは第2セットも止まらず、 米澤寛や松本のスパイク、 ブロックが貴志の反撃を許さず25―11で試合を決めた。

〈女子決勝〉
V2を飾った紀伊女子
V2を飾った紀伊女子

紀伊2(25―20、25―21)0富田
女子の決勝も開始早々から1点を争う大接戦となった。 3年生部員がなく2年生主体の紀伊は、 はつらつとした全員バレーでピンチを切り抜け第1セットを25―20で先取した。 第2セットは紀伊が辻のスパイクでリードすると、 馬場や前久保のサービスエースが飛び出し19―13と優位な展開に持ち込んだ。 終盤は富田の反撃にレシーブ陣が粘りを見せ25―21で逃げ切った。
近畿大会では5位までが全国大会に出場でき、 2年ぶりの全国を目指す明和男子をはじめ貴志男子、 紀伊女子の健闘が楽しみ。 入賞メンバーは次の通り。
《明和男子》監督=堀口泰均▽主将=山本慎人▽選手=松本大輝、 和田直己、 米澤裕真、 南和良、 津守雄大、 花野稜、 米澤寛武、 山下恵多、 北大輝、 小野瑛司、 金田五月
《貴志男子》監督=辻中祐樹▽主将=永栄幹也▽選手=中村侑暉、 日方七世、 伊奈大樹、 山本優、 森千晴、 貴志洋輔、 横尾裕太、 中村拓真、 横尾祥太
《紀伊女子》監督=山崎満里恵▽主将=澤井麻裕美▽選手=前久保歩紗、 小川颯希、 辻美咲、 馬場百合加、 平田朱音、 伊藤早耶香、 池田愛日里、 中屋みのり、 前萌里、 谷村秀穂





この記事と関連がありそうな過去の記事

powered by weblio


03.スポーツ - 同カテゴリの記事






カテゴリー
社会
事件・事故
政治・経済
スポーツ
文化・くらし
紀の川・岩出・海南・紀美野

これまでの特集
月別アーカイブ
株式会社 和歌山新報社
cypress.gif