2010年08月04日

05.紀の川・岩出・海南・紀美野

たま駅長うれしい! 貴志ステーションが完成

新駅舎 「たまミュージアム・貴志ステーション」

かわいいデザインの貴志ステーション

和歌山電鐵(株) (小嶋光信社長) は4日、 紀の川市貴志川町神戸で建設中だった新駅舎 「たまミュージアム・貴志ステーション」 の完成披露セレモニーと竣工祭を行った。 セレモニーには仁坂吉伸知事、 中村愼司紀の川市長、 大橋建一和歌山市長らが駆け付け、 たま駅長と一緒にテープカットして完成を祝った。 駅舎の一般公開も行われ、 約500人が待合室の 「たまカフェ」 などを見学。 記念入場券やグッズも販売された。

地元の大国主神社による神事に続いて、 完成披露セレモニーが行われ、 小嶋社長は 「この完成が素晴らしい情報発信をしてくれると期待している。 駅舎内にはたまの影絵もある。 何匹いるか探してほしい」 とあいさつ。 仁坂知事は 「たまちゃんにふさわしい駅舎ができた。 地域を盛り上げるため、 みんな一致団結して頑張っていきましょう」 とエールを送った。

新しい駅舎は、 前駅舎が昭和初期の建設で老朽化していたため建て替えたもの。 外観はデザイナーの水戸岡鋭治さんが総合プロデュースし、 猫をモチーフにデザインされた。 工費は1億円。 最大の特長は、 日本古来から伝わる屋根工法の檜皮 (ひわだ) ぶきを用いた点。 職人の古家敏男さんらが丹精込めて造り上げた。

施設には駅、 待合室、 カフェ、 トイレ、 駅長室、 事務室、 小山商店ほか、 ホームに 「ねこ」 「おもちゃ」 「いちご」 の3つのお社も設置されている。 カフェでは、 季節のフルーツを使ったジュースやデザートが販売される。

営業時間はたま駅長の勤務時間に合わせ、 午前9時から午後5時まで。





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