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階段をよいしょ、 よいしょと登ってます!? |
「あれれ、 動物園のサルが逃げ出したかな?」 。
昼休憩に和歌山城へ散歩に出掛けるという和歌山市教委職員の坂上賢一郎さん(58)が、ある日、いつも通っている裏坂上り口付近の階段で異変に気付いた。最近、東京でサルの大捕物があったばかり。 坂上さんは大ごとになる前に捕まえようと忍び足で近付いたところ、 サルはまったく逃げる様子もない。 「人形か?」 とためらったが、 いざ捕獲しようとしたところ、 サルはなんと、木の根っこだったことが分かった。 坂上さんはこの日、 眼鏡をかけていなかったそう。
その後も同僚を誘って訪れたところ、 「哀愁があるね」 「なかなかかわいらしい」 と話題に。 木の根は30センチほどで、 エノキ(ニレ科)のものという。
この、 どう見ても人(サル?)の後ろ姿にしか見えない根っこに坂上さんは 「和歌山城の新名所として、 たくさんの人が見に来てくれればうれしい」 と話している。
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