岩出で地域防災訓練

岩出市でも5日、 地域防災総合訓練が同市西野の大宮緑地総合運動公園で行われ、 消防団や各自治会の自主防災組織の会員など約1000人が参加した。

毎年行われている訓練。 昨年まで各自治体で行っていたがことしは一カ所で大規模に行った。

建設業協会は災害時に道路が土砂などで分断された際の復旧訓練を行い、 ショベルカーを使い約5分ほどで土山を撤去させていた。 そのほか、 消防団は土のうの設置や一斉放水、 関西電力(株)橋本営業所は電力回線の応急復旧、 中学生の防災ジュニアリーダーは初期消火などの訓練で、 大災害時の対応を再確認した。

山崎地区の市消防団第2分団の平野順一郎分団長 (49) は 「消火作業には慣れが必要で訓練の意義は大きい。 今後も災害に備え気を引き締めていきたい」 と話した。