2010年09月08日

00.社会

日本公衆電話会が小学校に子ども手帳寄贈

こども手帳 「ぼくも、 わたしも社会の一員」

寄贈式でこども手帳の説明をする赤木本部事務局次長ら

日本公衆電話会関西統括支部(山本勲支部長)は8日、 和歌山市立小学校全52校の4年生を対象に、 こども手帳 「ぼくも、 わたしも社会の一員」 (4255冊)を寄贈した。 京都市や奈良市の小学校などにも贈り、 総数は2万5000部。 同会として初めての試みだという。

同会は、 昭和47年の設立。 公衆電話を設置している商店や病院などの経営者らが会員となり、 会員数は約8万8000人にのぼる。 公衆電話の清掃・維持管理や災害伝言ダイヤル 「171」 の周知徹底活動などを実施している。

寄贈したこども手帳は、 A6版のオールカラーで全93ページ。 事故を起こさないこと▽事件・犯罪から身を守ること▽人を助けること▽インターネットを正しく使うこと▽エコに心がけることの5つのジャンルで構成。 赤木順三本部事務局次長(62)は 「今までのハウツー本とは異なった内容になっている。 社会の一員としての行動規範を記している」 と話す。

寄贈式では、 大橋建一市長が 「インターネットに関する記述があるなど、 今の時期に合っている内容で分かりやすい」。 大江嘉幸教育長も 「大変タイムリーな贈り物なのでありがたい」 と謝辞。 赤木本部事務局次長は 「かたちを変えながらこれからも続けたい」 と話していた。





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