2010年09月15日

00.社会

東署にセーフティガーデン

看板が設置されたセーフティガーデン - 東署にセーフティガーデン

看板が設置されたセーフティガーデン

悲しい事故が1件でも減りますように。秋の全国交通安全運動(21日~30日)を前に15日、和歌山市栗栖の和歌山東署入り口前の花壇が「セーフティガーデン」と命名され、東地区交通安全母の会(山下真理会長)手作りの看板が立て掛けられた。一度は花が絶えた花壇を息吹かせた山下会長(48)は「お花を見て幸せな気持ちになって、みんなが交通安全を心掛けるきっかけになれば」と話していた。


同署入り口前の西側にある花壇は、もともと同署管内の事故統計の看板があるだけで殺風景だった。10年ほど前、イベントで花をもらった同署署員が花壇に花を植え替え、しばらくは手入れをしていたが、ここ数年は野放しだったという。同署署員が同会へ話を持ち掛け、平成19年から交通安全運動前の春と秋に季節の花を植えるように。来庁者には「警察って入りにくいけど、花で雰囲気が和らぐね」「気持ちが落ち着くわ」と好評という。誰が植え替えているのかと尋ねられることも多く、看板を設置することとなった。

看板は縦15センチ×横140センチ。県警マスコットのきしゅう君や、交通安全協会のちゅうい君などが描かれ、信号機の3色に塗られたウサギなど母の会らしい温かい仕上がりになっている。現在、秋の交通安全運動前に、ペチュニアやナデシコ、ポーチュラカなどが花壇を彩っている。

この日、同会から看板の贈呈を受けた同署の瀧川泰弘署長(56)は「東署管内の事故は前年比でじわじわと減っている。県民の方々の花を愛でる心が、気持ちに余裕を持たせ、事故防止につながれば」と話していた。





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