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護摩木をたき祈願する不二澄住職 |
ぜんそくやせき封じの寺として知られる紀の川市粉河の十禅律院 (不二澄順住職) は22日、 「糸瓜 (ヘチマ) 加持」 を行い、 多くの参拝者が訪れた。
ヘチマは古来から、 ぜんそくやせきに効く作物として大切に育てられてきた。 加持祈祷は毎年 「仲秋の名月」 に行っており、 150年以上の歴史を持つ。 ことしも不二澄住職が不動明王の前で約30分ほど、 参拝者が願いを込めた護摩木 (ごまき) をたき、 無病を祈願した。
子どものぜんそく封じのため訪れたという和歌山市古屋の会社員男性 (41) は 「祈願して少しでも症状が軽くなってくれれば」 と話していた。
祈祷後、 同寺から輪切りにして乾燥させたヘチマ御符を受け取った参拝者は、 それを土に埋め49日間、 毎朝祈願することで、 御利益を願う。
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