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仁坂吉伸知事は5日、平成23年度の新政策と予算編成の方針を発表した。産業の活力強化をはじめとする「未来を拓く『希望』の政策」と、医療や福祉などの「命とくらしの現在(いま)を守る『安心』の政策」の2つの柱に積極的な予算配分を行うとしている。
「『希望』の政策」では、地場産業の底上げに向けた新たな支援、電気自動車の導入推進のための給電所などの設置支援、都市再生に向けた廃虚対策の条例化などを実施。
「『安心』の政策」では、介護と医療の連携強化、ファミリーサポートセンターの利用促進に向けたセンターがない地域への開設、細菌性髄膜炎の予防ワクチンと子宮頸がんワクチン接種費用の半額補助などを行うという。
予算編成にあたっては、事務事業の見直しを徹底し、既存事業は5%のマイナスシーリング(各担当部局からの要求限度額を下げること)を実施。投資的経費については事業効果や緊急性などを精査しつつ、新行革プランの遂行を妨げることがないように務めるとしている。
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