2010年10月05日

02.政治・経済

無風一転選挙戦へ、県議補選和歌山市選挙区

無風一転選挙戦へ、県議補選和歌山市選挙区

17日に投開票される県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙(欠員2)が8日の告示直前になってようやく動き出した。日本料理店手伝いの森礼子氏(42)=新・自民公認=と政治団体「維新政党・新風」県本部代表の関佳哉氏(66)=新=が4日、相次いで立候補を表明。すでに民主党公認として日本拳法道場経営の浦口高典氏(55)=元職=が立候補を表明しており、3つどもえの戦いに突入する公算が大きくなってきた。


森氏は、同市出身で中央大学文学部を卒業後、西口勇元知事の後援会や県庁でアルバイト職員などを経験。現在は市内にある実家の日本料理店の手伝いをしている。この日の記者会見で「女性の立場で頑張りたい。子育て支援施策を進め、少子高齢化に歯止めを掛けたい。観光振興にも力を入れたい」と抱負を語った。

関氏は、同市出身で昭和61年に同市議会議員補欠選挙で当選。平成16年には参院選に出馬したが落選している。現在は維新政党・新風県本部代表、教育を語る会代表を務める。記者会見では、「行政効果を高める予算配分をすべき。自然を大事にして、農政を充実させて勢いを伸ばしたい」と話した。


県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙の立候補届出は8日午前8時半から午後5時まで、県庁北別館2階大会議室で受け付ける。

投票は市内102カ所で午前7時から午後8時(加太地区会館大川分館、滝畑地区公民館は6時)まで。不在者投票は、9日から16日まで、和歌山商工会議所(午前8時半から午後8時)と河北コミュニティセンター(午前9時から午後6時)で実施。開票は、午後9時45分からノーリツ鋼機(株)総合体育館で行われる。9月2日現在の有権者は31万3252人(男14万6543人、女16万6709人)。

市選挙管理委員会によると、同補欠選挙が単独で行われるのは昭和61年7月以来24年ぶり。当時は欠員2に対して4人が立候補し、投票率は19・54%だった。





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