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あんぽ柿で使うトレーを洗浄する学生 |
高齢化や過疎化が進む農家や地域を手助けしようと、 和歌山大学の学生がサークル 「アグリコ」 を設立して取り組んでいる。 2、 3の両日は、 まもなくあんぽ柿 (干し柿) の生産が始まる紀の川市平野の林ケ峰農産加工グループ 「長寿の郷」 を訪れ、 施設や器具の清掃、 柿の収穫作業を手伝うなどボランティアで汗を流した。 また夜は地元農家宅に泊まって親睦 (しんぼく) も深めた。
同サークルは、 農作業を支援する県の事業に参加した経済学部の学生9人で昨年10月に発足。 現在は学部を超えて16人が所属している。 サークル名のアグリコは 「Agriculture (農業)」 と 「Cooperate (協同)」 を略して付けた。 これまでに日高川町、 有田川町を訪れ、 草刈りや葉かきなどの支援を実施。 今後は農作業だけでなく、 地域の祭りなど伝統文化行事などもサポートしていくという。
同サークルの発起人の一人で、 同大学経済学部3年の小林正幸さん (22) は 「まだサークルが発足したてで、 分からないことばかり。 農家の人たちの温かい指導で頑張っています。 今後も農業をサポートしながら地域と学生の交流の拠点として頑張っていきます」 と話している。
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