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慣れない手つきでタイをさばく生徒たち |
海南市下津町丸田の市立海南下津高校 (上野幸浩校長) で21日、 プロ調理師を講師に迎えて、 タイ1匹を余すことなく使った 「調理講習会」 が開かれた。
卒業とともに調理師免許取得を目指す食物科の授業。 3年生になると和洋中を作るため、 その最初の一歩として海南海草調理師会 (中岡勲会長) が毎年2年生を対象に指導している。 生徒たちは包丁の使い方から味付け、 盛り付けまで一通り手ほどきを受けた。
生徒たちは7班に分かれ、 各班1匹ずつタイを調理。 慣れない手つきで苦戦しながらも3枚におろし、 皮をはいだり各部位ごとに分けていった。 残った骨は吸い物に使い、 すき切りにした刺身でにぎりずしも。 造り、 荒煮、 ぽん酢和えなど5品を完成させた。 栗尾味留さん (16)、 阪本紗耶さん (17) は 「魚をさばいたり、 皮を取るところが難しかったけどとてもいい経験ができました」 とにっこり。 メーン講師を務めた峯野晴夫副会長は 「見て触れて加工する。 料理する楽しさを感じてもらいたい」 と話していた。
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