岩出で植樹祭に向け児童がドングリ拾い

全国植樹祭県実行委員会は31日、 岩出市根来の根来山げんきの森で「元気いっぱい ドングリ拾い in紀北」を開き、 紀北地域の児童ら約100人が参加してドングリ拾いを楽しんだ。 拾ったドングリは来年5月に田辺市で開かれる 「第62回全国植樹祭」で、 ポットに植えられる。 参加した和歌山市立直川小学校5年、 染川美颯さん(11)は 「ことしは猛暑でドングリが例年より少ないことを教えてもらいました。 でもたくさん拾えたので楽しかった」とにっこり。

森に入った子どもたちは、 げんきの森倶楽部の会員に 「この木がクヌギです。 たくさんドングリの実がなっています」 と説明を受け、 我先にと落ちていた実を集めていた。 ドングリのほかにも、 松ぼっくりや、 クリの実なども拾った。 会場には、 植樹祭のシンボルキャラクター 「キノピー」 も登場。 子どもたちは記念写真などを撮り楽しんでいた。
同実行委員会事務局の橋本秀明次長 (52) は 「植樹祭に向け準備が着々と進んでいます。 本県の豊かな自然を後世により良い姿で自然を残すため、 植樹祭を盛り上げていきます」 と話している。