北と東でプレーボール、和歌山市学童軟式野球

和歌山市軟式野球連盟学童部の各支部大会が7日、 北島球場などで開幕した。 同球場のB面では、 北支部の第4回はまゆうグループ旗争奪大会兼送別大会が開かれ、 開会式にA級18チーム約260人が参加。 せせらぎグラウンドでは、 東支部の卒業記念大会兼第6回東グループ旗争奪大会にA級17チーム約230人が集合した。 両大会とも決勝は21日、 北支部は松江小学校、 東支部は北島球場A面で行われる。しんぽう写真館はこちらから

北島球場B面で行われた北支部の開幕試合は鳴滝と楠見が激突した。 楠見は4回、 2死から楠本が内野安打で出塁。 すかさず2盗を決め、 続く三村が右前に運び先制した。 6回には、 四球と敵失で無死2、 3塁と好機を広げ栗原がスクイズを決めて1点。 さらに2塁走者も相手野手のすきを突き、 一気に本塁を陥れた。 勢いに乗る楠見はその後も1点を加えリードを広げた。 投げては先発栗原が7回を2被安打の完封。 チームの勝利に貢献した。

鳴滝は楠見の先発栗原を打ちあぐね、 得点圏に走者を進めたがあと1本が出なかった。
楠見の三村監督は 「バントや走塁をきっちり決めてくれた。 栗原もよく投げていた」 と話し、 先発の栗原は 「フォアボールがなかったしコントロールも良かった。 次もいい投球をして勝ちたい」 と意気込んだ。

4回裏、2死2塁から右前適時打を放つ三村

同球場A面で行われた東支部の2試合目は小倉Iと新南大新IIが対戦。 小倉は初回、 高垣が相手失策で出塁。 1死後、 小澤が中前打を放ち1、 3塁とした。 小澤が2盗を決め2死後、 西本の右中間を抜く2塁打で2点を奪った。 投げては先発西本が6回を無安打無四球と完璧な投球。 安定したコントロールで打者を手玉にとった。 7回に後を受けた小澤もしっかり抑え完封勝ち。
新南大新は2回、 2つの敵失で1、 2塁と好機をつくったが得点には至らず。 先発高下を援護できなかった。
小倉の北村監督は 「投手陣をはじめ守備が安定していて、 守り勝った試合だった。 次の試合はもっと元気よくやりたい」、 攻守に大活躍の西本投手は 「コントロールがよかった。 自分を楽にするため先制点を取れて良かった。 次も打たせて取るピッチングをしたい」 と話した。 結果は次の通り。

【北支部】 〔A級〕 ◇1回戦=西脇5―0野崎▽貴志I5―4八幡台◇2回戦=山口1―0貴志II▽松江8―1湊▽有功5―1楠見東▽紀伊4―1西脇▽直川2―0福島▽木本6―1川永 〔B級〕 ◇1回戦=西脇5―3楠見▽木本3―3八幡台(木本の抽選勝ち) 〔C級〕 ◇1回戦=川永12―2野崎西▽貴志II8―0西脇I▽松江4―3木本II▽紀伊3―2八幡台▽貴志I7―0木本I▽直川4―1西脇II▽野崎西7―6山口

【東支部】 〔A級〕 ◇1回戦=小倉II2―1和佐◇2回戦=四箇郷5―4小倉II▽宮I3―0山東▽宮北3―1岡崎II▽新南大新I14―0安原▽太田3―0四箇郷II▽宮II8―1西和佐▽中之島13―0岡崎I

西本のタイムリーで生還した小澤と高垣左