紀の川右岸線供用開始は12月17日

和歌山市湊で工事が進められていた「和歌山下津港 臨港道路紀の川右岸線」が12月17日午前11時から、供用開始される。仁坂吉伸知事が9日の定例記者会見で明らかにした。

紀の川河口大橋北詰から国道26号紀の川大橋北詰に至る約1・2キロ。平成11年度からバイパス道路として整備が進められてきた。供用されると、市街地の交通混雑が回避できるようになるほか、紀の川河口大橋の無料化と併せて、港湾貨物輸送の効率化が図られる。また、大型トラックの市街地への進入を回避することで、沿道住宅地への騒音軽減も期待される。

仁坂知事は「今回できた所から、さらに北インターへ行く道は細くなっており、来年度以降早急につなげていきたい」と話した。