2010年11月09日

02.政治・経済

負債総額7億9350万円、10月県内倒産は13件

(株)東京商工リサーチ和歌山支店(中西秀樹支店長)が発表した10月の県内倒産集計によると、負債総額1000万円以上の倒産件数は13件で、8カ月連続の二桁倒産となった。負債総額は7億9350万円で、10月としては過去10年で3番目に低い水準。

13件中、不況業種と言われる「建設業」の倒産が8件。また「個人企業」が6件、「資本金1000万円未満」が4件で、零細企業の倒産が多発傾向にある。原因別では「販売不振」 の6件が最多。赤字累積などいわゆる「不況型倒産」が11件となった。同支店は「これまで公的支援効果で倒産件数が抑制されてきたと言っても過言ではない。その効果が薄れ始める過渡期にあって、資金需要が増す年末に向け、退場を迫られるケースが増える可能性が高まってきている」としている。





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