午後11時ごろ大勢判明、投票率40％前後か

任期満了に伴う知事選はきょう28日、 投票が行われ、 即日開票される。 立候補しているのは現職の仁坂吉伸(60)=無所属、 自民推薦、 公明県本部支持=、 元県会議員の藤本眞利子(56)=無所属、 民主・国民新推薦=、 JR西日本シニア社員の洞佳和(62)=無所属、 共産推薦=の3候補。 仁坂県政の1期4年の実績に対し、 県民がどのような審判を下すのか注目される。 午後11時までには大勢が判明しそうだ。

投票は午前7時から午後8時 (一部地区を除く) まで県内887カ所で行われ、 和歌山市では9時半から県立体育館で開票作業が行われる。 開票確定は11時半ごろの見込み。 ただ、 大差が付けば10時前にも 「当確」 が出される可能性がある。

11月10日現在の有権者数は84万9015人で、 前回の当日有権者数に比べ5557人減少。 投票率については各陣営、 前回より候補者が一人多いことなどから40%程度 (前回35・21%)になると予想しており、 その場合の票数は約33万9600票、 半分の16万9800票以上を確保できれば当選確実となる。 仁坂候補は前回獲得した19万5719票をどれだけ固めることができたかが、 一つのポイントになりそうだ。

投票日を前に県内各市町村の選管は27日、 投票所の設営を行い、 和歌山市の大新小学校体育館でも職員が投票箱の設置作業などに追われていた。

26日午後8時現在の期日前投票者数は6万2344人で、 前回の同時期に比べて2・04倍となっている。